新型コロナウィルス感染対策

 新型コロナウィルス感染症が収まりそうもありません。
 どこかで緩んだあるいは間違った対応や考え・行動があって、そうなっていると考えます。
 そのような状況下で、医療機関である当院としても新型コロナウィルスへの対応をしています。
 新型コロナウィルスに感染する、または感染させる可能性を減らすために、近くにいる人が、あるいは自分が新型コロナウィルスに感染していているかもしれない、と考えて行動するのが最善だと思います。
 院内で待っている間に新型コロナウィルスに感染する可能性は非常に小さいと考えますが、決して可能性がないわけではありません。
 そういう観点から、当院でできることを考えましたので、皆様の協力とご理解をお願いします。
 新型コロナウィルス感染症の流行状況に応じて、対応は適宜変更していきます。
 新型コロナウィルス感染の流行で、予防接種の重要性ががよくわかると思います。
 新型コロナウィルス感染対策は大切ですが、予防接種になっている感染症の対策(=予防接種を接種すること)はもっと大切です。
 たとえ新型コロナウィルス感染が小児の間で流行したとしても、予防接種は通常の予定で完了しておくことが重要です。
 予防接種は「不要・不急」ではないから、予防接種を「新型コロナウィルスに感染するおそれがあるから」延期をする、というのは完全な間違いです。

 新型コロナウィルスの感染は、3密(密閉、密集、密接)と濃厚接触を避けることが重要です。
 飛沫感染が主で接触感染や空気感染もありますが、適切な対応さえすればかなりの程度で防げるはずです。

 以下、3つに分けて対策を書きます。

A:感染する/させる可能性自体を減らす
 
 ① 受診をする方は、なるべく付き添いの人数を減らして下さい(できれば受診者1名+保護者1名の計2名)。
 ② 慢性的な疾患(喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎や貧血、おねしょなど)で薬の長期投与を受けている方は、症状が安定していたら診察なしで薬の投与は可能です。
 電話で必要な薬の名前と希望日数を伝えていただくか、あるいはWEBで順番をとって保護者のみの来院で必要な薬と希望日数を伝えていただければ、処方いたします。
 ③ 予防接種の時間帯を、診察の時間帯とは分けて独立して設けているには理由があります。
 それは、熱がない予防接種希望者を発熱者(感染者)と一緒にしたくないからです。
 予防接種の予約は予防接種のみの予約であり、その時間の一般診察の予約ではありません。
 予防接種の予約があって発熱がある方は、これまでは以前からか来院時かにかかわらず予防接種の時間帯で診察をして処方していましたが、予防接種の時間帯以前から発熱がある方(例えば当日朝熱があって今もある方)は予防接種の予約が無効ですので、その場合はいったん帰宅あるいは自動車等で待機していただいて、改めて午前または午後の診察時間に予約をして診察を受けるようにしてください。予防接種で来院して初めて発熱に気づいた場合には、順番を考慮したうえでその時間帯で診察して、必要ならば処方をして後日の予防接種といたします。
 予防接種の時間帯以前に発熱があって当日は予防接種が不可能である場合には、キャンセルの連絡をしていただき、午前か午後の診察に切り替えて、予防接種は後日の予約としてください

B:飛沫感染を防ぐ
 
 飛沫感染とは、ウィルスなどに感染している人が咳をすることによって、そのウィルスなどが含まれた細かい唾液の粒を吸うことよって、感染をすることです。
 院内では、受付の手前にビニールシートを設けました。
 咳エチケットは徹底してください。

 ① 飛沫物を減らす
   
   ・受診する方と付き添いの方は、熱があるかどうかにかかわらず、必ずマスクをしてください。(飛沫物を吸わないためでもあります)
   ・どうしても必要だと認める乳幼児は吸入と吸引は実施しますが、年長児の吸入と吸引は、飛沫感染予防のためにいたしません。
 ② 飛沫物を吸わないようにする
   
   ・院内で待っている間は、他人とは最低1mの間隔(できれば2m)を保って、静かに待っていてください。
   ・大声をだしたり、待合い室や通路を走り回っている場合は注意をしますので、従ってください。従わない場合には、感染防御の観点から受診をキャンセルして退去させます。
 ③ 院内にいる時間を減らす
   
   ・WEB受付の「メモ」欄に、症状をなるべく詳しく書いて下さい。
   ・いつからどんな症状があるかを、症状の時間順に簡潔にメモに書いて持ってきてください。
   ・家を出る際に、体温を計ってきてください。
   ・予防接種で来院する方は、体温を家庭で計って、問診票をすべて記載して持ってきてください。その場合は院内での体温の測定は不要です。家庭で体温が計れない場合には、体温の欄以外をすべて記載して持ってきて、院内で体温を計って記載してください。

C:接触感染を防ぐ
 
 接種感染とは、ウィルスなどが付着している物に触れた手などで、目をこすったり口や鼻をいじったりして感染することです。
 そのような機会を減らすために、院内から絵本などの書物、子供用の車、おもちゃは撤去しました。
 
 接触感染を防ぐためには、むやみに理由なく色々な物を触らないようにして、何かを触った後は、その手で鼻や目を触らないようにして、なおかつよく手を洗う、あるいはアルコールで消毒するようにしてください。
 例えばエレベーターやスリッパの機械のスイッチは、指の関節側や肘で押すようにしてください。

 以上です。

 新型コロナウィルス感染対策は、少なくとも当面の間は必要です。

 皆様の協力で、新型コロナウィルス感染の拡大を防ぎましょう!


2021年7月27日