インフルエンザ予防接種のお知らせ

 今年もインフルエンザの予防接種の時期になりました。
 以前は、年末から流行し始めて春には落ち着いていたのですが、最近は冬場に流行する時期以外にも年中インフルエンザの患者さんがいます。
 特に今年は、6月・7月に主にB型が、そして9月になってからは主にA型が流行するという、これまでとは異なるパターンでの流行があり、その理由ははっきりとしませんが、今後は流行の予測が困難だろうと考えています。
 だからこそ、インフルエンザは予防接種が重要だ、と感じています。
 インフルエンザの予防接種は冬に一回だけ流行することが前提で作られていますので、年に一度の接種です。
 A型が2系統、B型も2系統の合計4系統が含まれる(=4価)のがインフルエンザワクチンです。
 毎年南半球の流行状況を見て、世界保健機関(WHO)が予防接種の内容を勧告して、北半球の各国が事情に応じて内容を決定して、鶏卵を使って作るものです。
 なので、ワクチンの内容は毎年少しずつ変化があります。
 ワクチン自体には、卵の成分はほぼ含まれていない(大体4~5ナノグラム/ml、つまり3歳で接種したら一回に2~2.5ナノグラムで、”ナノ”は10億分の1を表します。卵アレルギーで敏感な人は1mgの摂取でも症状がでる、と言われていますから、ワクチンにはその100万分の1程度しか卵の成分が含まれないのです。)ので、卵アレルギーのある方でも安全に接種できます。

 生後6ヶ月から接種は可能で、2歳以下が一回0.25mlの2回接種、3歳以上で12歳以下が一回0.5mlで2回接種、13歳以上が一回のみの接種となります。
 2回の接種はおおよそ3~4週間空けて接種します。
 初回接種の年齢で接種量と回数が決まりますので、例えば1回目が2歳で2回目が3歳でも投与量は一回0.25mlですし、1回目が12歳で2回目が13歳でも、2回接種となります。
 他の予防接種と比べると確かにその予防効果は劣りますが、他に予防するべき手段がありませんので、積極的な接種をお勧めします。
 なお、輸入品ではありますが、2歳以上で59歳以下が適応の一回のみの点鼻ワクチン(生インフルエンザワクチン)の4価フルーミストも今年も準備中です。
 ただ、今年は生産が遅いという連絡を受けています。
 フルーミストは11月に入荷の見込みですが、入荷が確定したら料金などを公開し、もし入荷が不能であった場合にもその旨を公開します。

 以下接種の要綱をまとめましたので、一読ください。
 予約した方は、以下の内容を了解したとみなします。

 内容は昨年の要綱とほぼ同じですが、料金の改定と無断キャンセル者の再接種の申し込みは受けないことが主な変更点です。


①料金
 
 一回が0.25mlの接種の方は、1回が2900円とします。
 一回が0.5mlで2回接種の方は、1回が3400円とします。
 13歳以上は一回だけの0.5ml の接種で、4000円とします。
 
 支払いは、VISAなどのクレジットカードやEdyなどの電子マネーなどで可能で、その方法がありがたいです。
 現金での支払いは、会計の混雑を避けるために極力釣銭がないように御協力ください。

②予約受付期間と実施期間
 
 インフルエンザの予防接種の受付は、10月1日(火)から年内いっぱいとします。
 インフルエンザの予防接種の実施は、10月21日(月)から1月末までですが、年内に接種を終了することをお勧めします。
 例年、年末からインフルエンザが流行し始めることと、新年以降はワクチンの供給に不安がある(つまり、品切れになって商品が入手できない可能性がある)ことがその理由です。

③予約受付時間
 
 電話や直接来院しての窓口での予約は、診療日の午前10時から午後5時半までとします。
 診療にいらした方が窓口で予約も受け付けます。その際は受診された方以外の予防接種の予約も可能です。
 当日の窓口あるいはインターネットでのインフルエンザの予防接種の予約は受け付けておりません。
 留守番電話でも予約は受け付けていません。

④予防接種の時間帯など

 10月21日(月)から年内いっぱいは、午前診療の遅い時間帯(午後0時半から午後1時まで)をインフルエンザの予防接種を優先する時間帯としますので、午前診療が午前8時半から午後0時半までと短くなります。
 新年以降は通常の時間帯へ戻り、インフルエンザの予防接種優先の時間帯(午後0時半から午後1時まで)がなくなります。
 その他の時間帯(他の予防接種の時間帯;午後1時から午後3時まで)や一般診療の時間帯での予約も可能ですが、他の予防接種や一般診療の支障にならない程度の人数枠しか設けていません。
 また夕方の最終の予防接種の時間帯は午後4時半として、それ以降は予防接種は行いません。
 他の予防接種との同時接種も可能ですので 定期接種やおたふくなどの任意の予防接種がその時期にあたる方は、是非一緒に受けてください。

⑤その他

 今年も昨年と同様に、インフルエンザの予防接種の準備できる本数に関しての定かな情報がほとんどなく、多分昨年度と同じ程度の本数になるだろうという「見込み」です。
 予約された方の分を手配・確保するのが前提ですから、1回目を接種して2回目の予約をされない方の分の確保はありません。
 例年、特に接種期間の後半はキャンセルや変更が多く、それだけで業務の支障・負担となりますから、日時の変更は最大で2回までとします。
 従って、それを超えた変更は自動的に予防接種がキャンセルとなり、受付しません。
 毎年、その場で「兄弟も(親も)接種したい」と申し出る方がいますが、必ずあらかじめ予約をしてください。
 私たちは、前日から予防接種の準備をしますし、同時接種もありますから、数人の違った目で間違いがないかどうかを必ず厳密に点検します。
 急な変更・申し出は予防接種の「間違いのもと」で、キャンセルは「無駄な仕事」になります。
 例年、当日にキャンセルの連絡なくまた受診がない方がいますが、その方は予防接種を受ける意思がないとみなして、このシーズンのインフルエンザの予防接種の受け付けをしません。

 円滑で間違いのない接種のため、御協力ください。
 よろしくお願いいたします。

2019年9月27日